株式会社の設立手続B
* 払込の仮装(つづき) *
※見せ金(みせがね) 預金A(株) ![]() 払込 ![]() ![]() 発起人C ![]() 借入 ![]() ![]() 部外者D 預合と違うところは、部外者Dの存在です。 発起人Cは部外者Dから足りない出資金を借り、出資します。 発起人は取締役などになることが多いので代表取締役になったCは、会社設立後Dに借りたお金を返します。 これは預合ではないので、罰則規定はありません。(もちろん罰則規定なので類推適用はできませんね。) しかし、会社のお金を私的に使用した点から見れば、Cは代表取締役を解職されてもしかたないでしょうね。 |
* 募集設立 *
(株主の募集)
(株主申込)
(株主の割当)
発起人には割当自由の原則があります。 つまり、たとえ申込があっても、「あなた嫌いだから株式を割り当てない!」ということができます。 少人数ならともかく、100人1000人に設立時発行株式を割り当てる場合は、先着順などにします。 |